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Shillyが Web3っぽい
あまり個別のNFTコレクションについてまとめることはないのだけどエモかったのでシェアをしたいと思う。
ところでこのコレクションが値上がりするのだとか、分からない。投資アドバイスではないと理解して聞いてもらいたい。Web3っぽいとかコミュニティ遊びの極みでエモいという観点で聞いて欲しい
これはOpenSeaのトップページにあるトレンドなんだが2位と6位になんだかBAYCっぽい子がいる。
なんだろう?なんだろうと少し掘ってみたらなかなかエモかった。BAYCであったのは間違えない。
Shilly:別名 BAYC #6722
彼の名前はShilly BAYC #6722 番の子です。彼の夢は The Otherside でトップロックスターになることです。 そんなストーリのプロローグがレベルの高いビデオとして作成されています。
OthersideはBAYCを中心としたNFT連合が進めているメタバース。彼の中の人になって彼のThe Othersideのスターになるコミュニティになるパス。投票権。ライセンスがNFTとして販売したわけです。
BACKSTAGE PASS 3500個 0.005 EHT
BAND PASS 500個 0.25EHT
この設定で販売されました。合計で300ETHだから6200万円くらいでしょうか。素晴らしい初期軍資金を調達できたようです。
ファウンダーの4人ともミュージシャンのようで、もしかしたらShillyを活用した彼らの音楽活動の売り込みなのかもしれませんが、今回採用したのがBAYCのお猿さんであり、裕福なお財布を持った人に届きやすいIPを前面に押し出しています。
大企業などの背景も匂いませんしBAYCのコミュニティの方に受けやすい状態も保っているように見えます。大手音楽会社がBAYCを使ってバンドを仕立てましたが、彼らではこういうストーリにはならなかったでしょう。
僕の頭の中では彼らはこんな感じの立ち位置で始めることができたように感じます
お金を出してというだけでは全然ひびきません。Web3というコミュニティができているところに楽しい成長ストーリーのコミュニティメンバーとして参加できるし、金銭的にもいいことあるかもしれない(ここはそんなに強くないと思うこの件では)という感じをうまく出していたように感じます。
BAYC系はそのNFTがあると商用権を与えられるということが明言されています。Web3だとCC0が最高思考だという考えもありますが、そこに行かずWeb3最強のIPを所有してあなたの商用権を活用できるよという姿勢を崩さないBAYC系をうまく活用した例だなと感じます。
あとメンバーはミュージシャンです。たとえDAO的なコミュニティから音楽的な力を借りられなくても、このお猿さんにアルバムを作りリリースさせることができるように感じます。資金も得ました。
ぜひ The Otherside初のトップロッカーになって欲しいな。Web3のIPでBAYC自体ではなく、その派生プロジェクトの成功があってほしいなと思っています