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週間NFTニュース #119
先週のニュースピックアップ by haruxx
初の鉄道運営企業のNFTの継続的な取り組みか
Astar Networkを採用
電車や宿泊等の利用「証明」、「記念」という意味でNFTを配布
JR西日本が、懐鉄コレクションと冠してNFTを限定販売(Line)。京王電鉄が、トレーディングNFTを発売。東急新横浜線開業記念限定デザインの鉄道車両などのNFT発売(Astar)。など鉄道業界は、根強いファンがいるセクターのためこれまでもNFTに寛容な取り組みが散見されました。
しかしながら、これまでの多くのNFTへの取り組みは単発のキャンペーン的要素が強かったです。
今回のJR九州の取り組みは、NFT自体を商材とするよりもスターバックスなどが手掛けている、マーケティング活動の一環としてNFTを活動に絡める要素が強く感じます。このドメインではEthereum Mainnetのコストは払えないのでL2もしくは他チェーン対応は必然であり、日本で勢いのある Asterが選ばれています。
最初の取り組みとしては先週行われたブロックチェーンエキスポでの現地でのNFT配布が取り掛かりになるようです。
BinanceがOrdinals Inscriptionsに対応
世界トップ取引所BinanceがBitcoinのNFTに対応
専用Walletが必要で取り扱いが難しかったOrdinalsが身近に
規格が生まれてから普及するまでの時間が短かった。
Ordinalsはインフラの整備と普及が同時並行で、簡単にGOXしそうな状況で、取り扱いやトレードが面倒であったOridnalsにCEXが対応したことにより利便性が高まるでしょうか?
これまでもOridinals発の企業(Oridnals Walletなど)、大手NFTマーケット Magic Edenなどが対応をしており利便性は高まっていました。開始にあたり、早期登録者へのエアドロやホワイトリスト優遇なども喧伝しています。
一方でBinanceの全包囲網作戦は話題になれば即対応の企業力をかんじさせます。
LIMIT BREAK社(digi daigaku運営)がERC-721-Cを発表
ERC721E、RC1155の改善案
ロイヤリティ強制としてのホワイトリスト
プログラマブルなロイヤリティ配布先の柔軟な対応
以前からERC-721の改善を提案してきたLIMIT BREAK社がERC-721-Cのブランド名をつけて大々的に彼らのNFTへの取り組みを形にしました。以前の記事で彼らの目指すところをまとめています
ロイヤリティの強制はOpenSeaなどが採用した取り扱いのできるマーケットなどのリスト対応としています。ロイヤリティの配布先は、伝統的にNFT作成者が受け取る形式でアーティストへの還元をベースとしてきました。この点にメスをいれ、たとえばMinterに対してのロイヤリティ支払いを可能にするなどの提案をコントラクトに入れ込んでいます。また、複数の受取人指定もロイヤリティ分配機能を使い可能なことを示しています。
これらは、アートなNFTではあまり問題にされてこなかった側面ですが、コレクションやこれからのゲーム対応に向けては重要なポイントとなってきます。現時点では彼らはサービスではなくNFTのコントラクトを提供することにより自由に使ってくださいというスタンツで展開をしています。
こちらのツイートも参考にしてください。
Bright Moments Tokyoとは、なんだったのか by miin
NFT とリアルを繋ぐに焦点当てたリアルイベントの東京回
SNSなどで、訪問者の相当数の好評なコメントが散見されました
海外からのアーティスト、コレクターも多く参加
東京で開催されたBright Moments Tokyoが大好評でした。アーティストベースのNFTに焦点を当てた展示イベントを主体に完成度の高いイベントを盛り込んでいました。
私自身は開催まで全く知らなかったのですが(すいません)イベントスタートからSNSでの盛り上がりをみて驚きました。参加者の満足度の高さを伺わせます。
また、河野太郎さんも訪問されていたとか!!
本人がツイートしていますね!
Twitter検索してみた結果
楽しさがあふれていますね
https://twitter.com/search?q=bright%20moments%E3%80%80tokyo&src=typed_query&f=top
miinさんのレポートも必見です
https://note.com/miin_nft/n/nbfcf3b1f0e34
イーロンマスクは MiladyというNFTに言及
Milady NFTが取引量500%高騰、一時7ETHを超える
Miladyは9823個リリースされたジェネレーティブなNFT
source: https://twitter.com/elonmusk/status/1656326406618619910
イーロンマスクのツイートはいつもながらミームファンたち、一攫千金者の心を掴みます。サラッとツイートしたその真意はあいかわらずわかりませんが、今回はこのコレクション。一時価格は上昇しましたが、また通常運転に戻っています。
source: https://opensea.io/collection/milady/analytics
クリプトヘルメッツ by Sai
NFTランキング by miin
#NFTランキング(条件:日本発NFTクリエイター/ゲーム除く)
■OpenSea 7日間取引量でソート
1位: CNP 取引量: 94.32 ETH
2位: Murakami.Flowers Official 取引量: 39.95 ETH
3位: Live Like A Cat -neko no youni ikiru-取引量: 25.14 ETH
4位: NEOSTACKEY 取引量: 16.61 ETH
5位: ROARS 取引量: 15.98 ETH
コントラクト移行したCNPが1位。5/15から新キャラクター・マカミをMINT PASSとなるNFT「形代」のフリーミントが開始。新コントラクト移行後のCNP購入が条件となっていたことが、取引増につながったようです。5/22にはLINEスタンプ4400体が販売開始。CNPアプリのアップデートなども控えており、活動の幅の手を止めていないことを感じました。
7位には5/12にMINTとなった新作「BLUBEA NFT」がランクイン。TikTokを中心に人気の熊のキャラクターがNFTになりました。NFT展開ではロックバンドBLUE ENCOUNTや反町隆史さんがアンバサダーに就任するなど、芸能方面での強さをみせていました。新規販売した作品の不調が続く中で、8888k体が完売。販売価格0.005ETHに対して現時点でのフロアプライスは0.0135ETHとなっていました。
ユーティリティとして限定パーティーやライブ、会場でのグッズ配布などが予定されています。どんな属性の方が購入しているのか、オンチェーンで確認したところ、NEO STACKEYやCRYPTONINJA WORLD、KIZUNAなどで知られるSTART JAPANのコレクション、わふくジェネ×CryptoNinjaの「CryptoNinjaWafuku」などが重複ホルダー多いプロジェクトでした。
BLUBEAがはじめて購入したNFTという層は一桁%と意外と少なく、Wallet作成から1年程度の方が大半。Walletをみると日本のホルダーさんが多いとは思われます。いま目立っているNFT界隈の層とはまた違ったコミュニティが生まれているような気がしました。
https://twitter.com/BLUBEA_NFTPJ
相互紹介
のぶめいさんが発行しているノブメイメルマガ超絶クリプト愛好マガジンです。クリプト愛が爆発し狂気を感じる長文が魅力。情熱が溢れ出ています
さいごに
今週もよろしくお願いします。Bright Momentsが大好評。イベントにサクッといける東京の魅力は高いですね。うらやましい。海外の方も好んで東京を開催地に選んでくれる機運が高い気もしています。日本に良い風が吹いていますね。
免責事項: このメディアでは1週間のNFTの主要ニュースをピックアップ。NFTの大きな動き把握できるようにしました。本メディアは特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を保証するものではありません。投資する場合はご自身で調査を行っていただいた上で無理のない範囲での購買活動をおすすめします。本ニュースの情報により、みなさまに発生あるいは誘発されたいかなる損害について作者ならびに関係者は一切その責任を負いません。本ニュースはいかなる商品を勧誘するものでも、投資情報を提供するものでもありません