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さて今日は少しいつもとは違ったお話をお届けしようと思います。4/14(金) - 4/16(日)にかけて行われた EthGlobalは、ハッカソンが主体のイベントです。
EthGlobalとは
EthGlobal自体は毎月世界のどこかで開催されているクリプト系のハッカソンイベントです。以前から世界各地で行われていたのですが、とうとう東京にやってきました。
ハッカソンについても少し説明すると、基本的にはお題が与えられて期限時間内に構想し、動くプログラムを作り上げて、そのアイディアと作品に対して各種の賞が提供されるというものです。
EthGlobal Tokyo
EthGlobal自体はクリプト系縛りでのハッカソンとなります。今回の東京回では1050人のハッカーが参加し、およそ300チームになっていました。日本人は40%と行っていましたので、400人ほどが参加していたのでしょうか!!すご!
会場の様子ですが、虎ノ門ヒルズという最新鋭のビルの大会場2つが開発部屋です。初日と最終日には座るところの確保も大変なレベルで混雑します。下記のような部屋が2つある感じです。
もう片側にはスポンサーをしているプロジェクトがブースを構えています。超有名プロジェクトも多々あり、 Polygon, Metamask, WorldCoin, Lens Procotcolなどなど皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
また30分長のセミナーが何本か初日に開催されていましたが多分オマケです。メインのハッカソンに関わるスケジュールですが下記のようになっていました。
スケジュール
金) 19:00 開発スタート
金) 20:30 オープニングイベントと解説
土) ハッカーはセミナーなどには多分参加せず開発しまくる1日
日) 9:00 朝九時です。ここが提出期限
日) 10:00 審査開始。デモを審査員の前でします
日) 16:00 クロージングイベント!トップ10のデモ
開発はこのイベントの前に開始しないように何度も釘がさされます。その証明は難しいですが、GitHubの記録をみてある程度チェックをするようなイメージです。開始は金曜日の夜です。そして提出は日曜日の朝九時。
早速金曜日の夜から多くのチームが会場に残ったり、虎ノ門ヒルズのあらゆる机のあるところでディスカッションと開発を開始していました。
土曜日の朝会場に着いたら床や椅子に寝ている人がゴロゴロいます。漫画みたいです。会場は24時間開放していますので寝るのはもちろんOK!
深夜にはカップヌードルの配布などもあったようです。その時間まで会場に私はいられませんでしたw. 会場のWiFi環境は悪くて、私は退避したビル内の他の場所でタッケさんとコツコツ開発を進めていました。
配給物
さすがEthereumのトップクラスのイベントです。コーラとお菓子は、無限で配布されていました。食べきれないし飲みきれない量です。
また、ディナーで出た握りずしはなかなかレベルが高いおいしさのものでしたが供給量が半端なく残っていました。あのレベルのウニが無限供給されるのはさすがEthGlobalと感心したものです。
また、ランチも小粋に今半のお弁当という高そうなお弁当も配布されていました!!すごすぎ
審査の様子
さて日曜日の朝までにプロダクトとその説明の文章とデモビデオまでの提出が必要です。ビデオは必須ではありませんでしたが、賞がチラつく世界線でいらないやとはならないチームが多かったと思います。
この大会場で静かなところを探すのも大変で、3分のビデオ取るために1時間近くの時間を費やしてしまいました。
提出が終わると審査のために審査員の前でデモをするチャンスがもらえます。賞がいらない人はデモしなくてもよく、デモとプレゼンをした人は列に並び審査員の前で順番にチームごとにデモを行なっていくシステムです。
審査員は5組ほどおりパラレルに進行していくので300組近い審査を2時間程度で終わらせていました。EthGlobalの運営チームのイベント運営力は半端ないです。
この審査を乗り越えた10組がファイナリストとして1000人を超える人々の前でデモを行うチャンスが与えられます。
パートナープライズ
というプロジェクトが賞をだす審査もあります。これはグローバルのプレゼントは別にそれぞれのプロジェクトの人の前でプレゼン&デモを行い、参加資格を得ます。人気のプロジェクトは見た感じ1時間待ちくらいの列ができていました。
受賞プロジェクト
最後のクロージンクイベントでは10組が順番にプレゼンとデモを皆の前で行いました。
https://twitter.com/noobbotter3/status/1647511768972034048?s=20
nobu botterさんのツイートにファイナリストのまとめが日本語でありわかりやすいかと思います。
あとビデオがあります。全部見れます。
私が個人的に面白いなと思ったのは、YouTubeで32:30から始まるZKVoiceKey です。
プロジェクトの方自身の解説ツイッターはこちらにあります
https://twitter.com/taskooh/status/1647985245965410304?s=20
生体認証は最近の主流となりつつある認証方式です。その中でも音声による認証を絡めていました。デモも面白いのでぜひ見てみてください。
音声認識で一意の秘密鍵が復元されるとは… というお気持ちです。
全てのプロジェクトはこちらから参照できます。トップ10以外にも面白い作品が多くあります
https://ethglobal.com/showcase?events=tokyo
私とたっけさんの作品
今回、私はたっけさんと出場し1つのプロダクトを作り切ってきっちりとリリースできました。すでにたっけさんがツイートしているのでみた方もいるかもしれません。
https://twitter.com/takeee814/status/1647485672436137986
NFTの構造を利用して作成した軽量のサブスクシステムです。個人でも使えるようにしてあります。プリペイド方式なのでリスクも最小限にでき、さらにNFTに権利を紐つけているので、プレゼントや友人にゆずる。Walletの変更なども既存のインフラで簡単に行えます。
トップ10にはいるはずだったんだけどなー
きっと11番だったんだ!
ということでプログラマーには満足度100%のイベントでした。また日本で開催されるときはぜひ参加したいと思います。コーラ飲み放題ですしね。言い忘れましたが、参加料は無料です!!
ではでは
ETHGlobal Tokyo参加メモ
はるか先生もいらっしゃったとは気付かなかった…!NFTによるサブスクは昔のpjで組み込みたいと思ってたものですね。次機会あったら組み込んでみたい!